令和元年 9月15日 日曜日 晴れ | 青葉の翳り

令和元年 9月15日 日曜日 晴れ

【第34回田沢湖マラソン】
令和元年9月15日開催
9時現在 晴れ 気温 25.8度 湿度62% 風向 南西 1.8m/s
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【記録】

マラソン 陸連登録男子

3時間3分43秒(グロス) 3:03:40(ネット)

358-410-412-430-409 (20:58)

414-354-424-343-410 (20:25) (41:22)

425-408-413-417-432 (21:35) (1:02:57)

359-404-422-412-414 (20:50) (1:23:47)

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418-425-407-409-414 (21:13) (1:45:00)

406-437-419-425-354 (21:20) (2:06:20)

421-357-438-423-434 (21:53) (2:28:12)

517-457-437-440-451 (24:20) (2:52:33)

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502-516-52 (11:10) (3:03:43)

 ※中間点 1:28:28

 ※残り10km地点 2:15:42

平均 4:21/km

種目別順位 17/94位(エントリー130名)

男子総合 35/918位(エントリー1237名)

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【コース】

前半は市街地を走る。折り返しに近い急カーブが1か所。アップダウン中心。

後半は田沢湖畔を一周。前半に比べると比較的フラットに近いが、35km過ぎにボス坂、その後もアップダウン多め。

エイドは約5km置きにあり。スペシャルドリンクも置ける。

さらに各エイドの中間点(約12.5km、17.5km・・・)にスポンジポイント(スポンジと水)あり。

エイドは序盤は水とスポドリだが、中盤あたりからはバナナ、塩なども置かれるので充実している。

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【当日のレースまでの行動】

4時50分 出発~ 6時15分 市役所田沢湖庁舎に着。

 車中でオニギリ2個。

6時45分 シャトルバスにて会場へ。いつもどおり共栄パレス裏に陣地。

 ジャーマンポテト、リンゴなど食べる。

8時過ぎからウロウロしたりストレッチ、アップなど。

8時30分にバナナ、9時にヴァームゼリー。

9時30分 スタート。

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【装備】

ターサージール6

ランシャツ、ランパン、アームカバー、股関節ゲイター、カーフゲイター、帽子。

スポーツ羊羹3個(10kmごとに摂取)、winzone2個(14km、28km摂取)

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【備考】

暑くなりそうだったのでスペシャルドリンクを急遽準備した。250mlボトルに、ポカリスエット6割くらい、アミノバイタル粉末、水で少し薄めたもの。

10,15,20,25,30,35kmの6か所に置き、10kmと、どこだったか一か所は見つけられなかった。ほか4か所は問題なく取れた。

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さて、今年も走ってきました田沢湖マラソン。同日はマラソン好き全てが大注目のMGCがありまして、私にとっても重要なトリプルスリー(サブ3を3連続達成)がかかる大一番。

前回は、板橋、きらめき、ときて田沢湖27kmDNFでした。

今回は、大田原、きらめき、ときて、またしても田沢湖が決戦場です。でした。

でしたが、まあ、記録をご覧のとおり、またしても返り討ちにあいました。

「ベストがフラットコースのきらめきで55分44秒の分際で、田沢湖をサブ3で走る設定が無理」

「一度サブ3(59分46秒w)で走れたからって思いあがっている」

「根本的な実力が足りない」

「練習が足りない」

と片付けるのは簡単ですが、それだと次に活かせないし、敗戦こそ得られるものがあるので要因(兼言い訳)を探ります。

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 1.ペースメーカーを見つけられなかった。

ここは大きかった。いつもならちょうど良い感じのランナーを早々に見つけて、くっついていくんですが、今回は見つけられなかった。この人なら良いかなと思って付いたランナーがポロっと崩れたり、DNFしたりして結果的にほぼ一人旅でした。特に前半の市街地は風の強い区間が長く続き、そこを一人旅で消耗したのは苦しかったです。

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 2.体調不良

これも大きかった。お盆あたりから体調不良が長く続き、走り込みがあまりできなかった。

さらに2週間前の啄木マラソンを走った後は頭痛で寝込み、1週間前の日曜日もやはり頭痛で寝込み嘔吐もしました。本来やるべき10日前調整も、「3分走*10」はできましたが、「1分走*20」は腹の差し込み痛で12本で終了してしまいました。

大事な調整期間を静養にあてることになってしまったので、戦う前から敗北してたかな。

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 3.ペース配分

「1」につながるのですが、フラットコースなら自分でキロ4分10秒で作っていくことも可能ですが、田沢湖ではやっぱり難しい。だからこそペースランナーを見つけるのが大事なんですが。

前半の市街地でキロ4切っているのは、下り坂区間です。

後半の田沢湖周回でキロ4を切っている乃至はキロ4に近いのは、自分なりにギアチェンジを試みた区間です。本来は30km以降に備えておくべき力を、20km過ぎから使ったので、35km過ぎの坂で力尽きました。おかげさまで久しぶりにラストがキロ5分ペースまで落ちています。

ちなみに、サブ3が無理だと悟ったのは30km通過タイムが2時間6分台だったことです。今までサブ3できたレースで2時間6分かかったのは1度しかないです。

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 4.準備不足

キネシオテープが一巻き分しか残っていませんでした(笑) いつもなら確認しているんですが・・・。

また、急遽作ったスペシャルドリンクですが、結果からいえば失敗。普段の練習から常温スポドリを飲んでいる自分ですら、この暑さでぬるくなったコレは信じられないほど不味かった(笑)

アミノバイタル粉末を混ぜなければよかった、、、もしくは、レモン汁でも足しておくべきでした。いずれにせよ、事前確認しなかったのは痛恨のミス。

ついでに言えば、暑かったのでちょっとだけ飲んだ残りは、水の代わりに頭から被ったのですが、これまた信じられないほど臭い(笑) 

洗濯しても臭いが落ちず、ハイターに着けて洗濯し直してようやく臭いが取れました、、、でもシューズが臭いまま、、、。

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 5.気持ちの問題?

例年だと啄木、田沢湖と連戦になるのですが、今年は選挙の関係で2週間空きましたので、ラッキーと思っていたのですが、そんな甘っちょろい考え方がそもそも田沢湖でサブ3狙うには甘かったかも知れません。

また、「3」につながりますが、マラソンの引き出しを増やすべく練習でも啄木2周やらトラック105周やらやっていますが、引き出しを増やしてしまったが故に、中間点及び30km地点でのタイムと、体力の残り具合からもう無理だと分かってしまったのが、最後のヘタレにつながったかも。

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まあ、こんなところですが、撃沈は撃沈ですが今年はたとえ潰れても歩かずに完走はすると決めていましたので、去年リタイアした27kmを通過しても体調が悪くなることもなく、まだ足も残っていたのは中々感慨深いものがありました。

あと、実は今回最も悩んだのはアームカバーをつけるかどうかでした。直射日光を防ぐメリット、熱がこもるデメリットを天秤にかけましたが、女子ランナーとかはロングタイツや長袖で肌の露出を極限まで抑えているのを見て、最終的につけてみる判断をしました。

実際走ってみると、スポンジでアームカバー全体を濡らすことで、冷却効果(?)が少しでも長引く効果はあったように思います。(私のアームカバーに冷却機能はありませんが)。

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2019-09-15_田沢湖ラップ

 ↑ 過去3年の記録

何とかH29の奇跡をトレースしようとしたんですが、、、。

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2019-09-15_田沢湖天候

 ↑ やっぱ自分の実力だけでは田沢湖攻略は難しいですね。天候頼みが大きいのかな。

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今まで10時スタートだったのが、今年からフルだけ9時30分スタートになってありがたかったです。できればもう一声、早まってほしい(笑)

まあ、トリプルスリーはダメでしたが、やっぱりフルマラソンを走るというか、それに向けて練習計画を立ててコツコツ積み上げていく作業は、決して楽しくはない(というか、99%つらいことばかり(笑))けどやりがいがありますね。

特に田沢湖マラソンは、一切の甘さ、妥協を許してはくれないので、なおさらです。

こんなマラソンが近所になかったら、あんな無茶な練習しなくても済むのにと考えなくもないですが、田沢湖マラソンがあるからこそ、フラットマラソンなら普通にサブ3の結果がついてくるような練習をやらざるを得ないので、結果的に自分のためになっているんでしょう。多分。

勝田、板橋orはなもも、きらめき、宮城復興、つくば、、、この辺りを選択していれば特に問題なくトリプルできてんだろーなー。 でも、それだと練習を妥協してしまいそうだしなあ。田沢湖をエントリーしつつ、宮城復興に回避すればいいのかな。 だめかな。だめだな(笑)